初版年月日:2018年4月27日
判型:46並製
ページ数:180ページ
ISBN:978-4866480091
ピープルマネジメントはあらゆる企業のマネジャーに求められている。
メンバーのパフォーマンスを最大限に引き出すために、マネジャーはどのようなマインドセットとスキルセットを備える必要があるか
部下との1対1の継続的な対話(1on1:ワンオンワン)に取り組むマネジャーのための35のポイント
序章 ピープルマネジメントとは
・ピープルマネジメントとは何か/1on1で求められる対話とは/マネジメントを取り巻く環境の変化
第1章 自分を振り返る
・マネジャーにとっての最良の教科書は自分自身/自分を振り返ることによって何に気づくか、など
第2章 マネジャーの役割を認識する
・管理ではなく支援する/自分らしいマネジメントスタイルを探る/チームパフォーマンスが最優先、など
第3章 メンバーを理解する
・対話とは何か/メンバーのポテンシャルを知る方法/理解することの効果/マネジャーにとっての学び、など
第4章 リフレクションを支援する
・ポジティブフィードバックの意味/小さな実績が重要な理由/モヤモヤした感覚から気づきを得るために、など
第5章 目標設定を支援する
・目標を与えない/目標を特定するとは/コラボレーションを織り込む/小刻みな目標の重要性、など
第6章 キャリア開発を支援する
・マネジャー自身のビジョンの必要性/強みの発揮を鼓舞する/サポートネットワークを作るために、など
第7章 チームパフォーマンスを最大化する
・心理的安全の重要性/目標をオープンにする意味/意図的にコンフリクトを起こす方法、など
終章 ピープルマネジメントチェックリスト
・1on1ですぐに活用できるチェックリスト
部下一人ひとりの意欲を高め、成長を促すピープルマネジメントがあらゆる業界で求められています。しかし、ほとんどのマネジャーは、ピープルマネジメントについてこれまでの上司から教えられたことも、自分で学ぶ機会もほとんどありませんでした。そのため、現場のマネジャーは個々人に応じたマネジメントの必要性を感じながらも、何から手を付けてよいかわからないというのが実情です。あらゆる企業がピープルマネジメントスキルを持ったマネジャーを求めています。ピープルマネジメントスキルは業種や職種に関わらず必要とされます。本書では、そのようなピープルマネジメントのポイントをわかりやすく解説します。
松丘 啓司(まつおか・けいじ)
エム・アイ・アソシエイツ株式会社 代表取締役
1986年、東京大学法学部卒業。アクセンチュアに入社し、50件以上の企業変革プロジェクトに参画。同社のヒューマンパフォーマンスサービスライン統括パートナー、エグゼクティ ブコミッティメンバーを歴任後、2005年にエム・アイ・アソシエイツ株式会社を設立。同社では内発的変革をテーマに、パフォーマンスマネジメント、ダイバーシティ&インクルージョン、ピープルマネジメント、キャリア開発、経営意思決定などの領域における企業研修とコンサルティングサービスに従事。
主な著書に、『組織営業力』『論理思考は万能ではない』『アイデアが湧きだすコミュニケーション』『ストーリーで学ぶ営業の極意』『人事評価はもういらない―成果主義人事の限界』(以上ファーストプレス)、『提案営業の進め方』(日経文庫)などがある。