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論理思考は万能ではない

異なる価値観の調和から創造的な仮説が生まれる

松丘 啓司 著

1,650円(税込)

初版年月日:2010年1月20日

判型:46並製

ページ数:224ページ

ISBN:978-4904336427

巷に溢れる「ロジカル・シンキング」や「クリティカル・シンキング」の書籍を読み、「論理思考」は万能であるかのように思っているビジネスパーソンが多い。たとえば、論理思考によって意思決定が可能であると、錯覚されることがある。さらには、仮説を検証していけば解が得られると誤解され、その誤解に疑いすらもたれないこともある。 論理思考を身につければ、正解が得られ、正しい意思決定ができると考えるのは危険なことだ。 論理思考力を高める以前に、主観的な主張力、選択力が鍛えられなければならない。 本書は、そのための「視点と方法」について論じる。

松丘 啓司(まつおか・けいじ)

エム・アイ・アソシエイツ株式会社代表取締役。 1986年に東京大学法学部を卒業後、アクセンチュアのコンサルタントとして企業変革プロジェクトを50件以上遂行。同社のパートナー職を6年間務めた後、2003年にエム・アイ・アソシエイツ株式会社を設立し、クライアントの人材力と組織力向上のためのサービスに従事している。 主な著書に『組織営業力』(ファーストプレス)、『提案営業の進め方』(日経文庫)、共著書に『人を変え、組織を動かす25の鉄則』(ダイヤモンド社)などがある。