壊れかけた営業現場を立て直せ！

初版年月日：2017年9月29日

判型：46並製

ページ数：256ページ

ISBN：978-4866480022

どうせ今回も掛け声だけだろ!

変化を拒む社員はいないか?
組織の壁に阻まれた経験はないか?
足を引っ張り合う風土になっていないか?
社内政治ばかりに長けた部下はいないか?
自己保身しか考えない上司はいないか?

「変革リーダーの育成」が急務であると考える企業が、これまで以上に増加する一方で、変革リーダー養成講座の中で扱われるテーマのほとんどが「優れたビジョンを創るスキル」や「現状に囚われない変革志向」といったものに偏っている。

これが、本当に優れた変革リーダーとして最重要な能力なのだろうか。

本書では、身近にありそうな変革事例を取り上げ、変革とは何か、どうやって起こしていくものなのかといった観点を提示する。

本書を読み進めていくうちに、変革に対するイメージを変えると同時に、具体的に何をすればよいのかといったタスクも見えてくるだろう。

前任者の病気療養を機に、まったく土地勘のない営業畑に放り込まれた世良。
今期の目標達成が危ぶまれる中、
首都圏開発営業部は長年取引を続けてきた大口顧客から突然契約解除を宣告されてしまった。
保守的で旧態然とした組織風土こそ、この会社の成長を妨げている。
これに気づいたとき、世良の「変革への旅」が始まった。
業務変革に圧力をかける長門専務と山野。
世良はメンバーに対し「私がこの部に留まり責任者であり続ける限り、
この活動をやめるつもりは微塵もない」と強く宣言した。
主人公が現場と真っ向から向き合い、悪戦苦闘しながら、営業業務変革を成し遂げる物語。