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ファミリービジネス

最良の法則

ランデル カーロック, ジョン ワード 著 階戸 照雄 訳

4,180円(税込)

初版年月日:2015年1月24日

判型:A5並製

ページ数:388ページ

ISBN:978-4904336847

日本型ファミリービジネスにとっての挑戦は、ファミリーとビジネスシステムの強みと能力の両方を十分に引き出すための
リーダーシップとビジネスモデルを開発することである。

「並行的プランニングプロセス」は、これらの問題を扱うために開発し広範囲に利用されているツールである。

■著者

ランデル・カーロック(Randel S. Carlock)

創業者リーダーシップにおけるベールガマス・ロイスト冠教授で、INSEADにおけるファミリー企業のためのウエンデル国際センターの創立ダイレクター。米国ミネソタ州の聖トーマス大学でファミリー企業分野の初代教授となり、ファミリービジネスセンターの創立者も務めた。NASDAQ上場企業の創立者で、前会長・最高経営責任者も歴任した。カーロックは、ミネソタ大学で教育・トレーニングにおける修士、戦略経営分野のEMBA、PhD(博士号)を取得し、ロンドン精神医学研究所で心理療法の訓練を受け、資格を取得している。 リーダーシップ、戦略、ファミリー関係やガバナンスにおけるリサーチ、教育、アドバイスでは、国際的に知られている。

ジョン・ワード(John L. Ward)

ケロッグ経営大学院(シカゴ、米国)の臨床教授で、ファミリー企業センターの共同ダイレクター。同校では、戦略マネジメント、ビジネスリーダーシップ、ファミリー企業の永続性を教え、研究活動も行っている。承継、オーナーシップ、ガバナンスや慈善活動に関するアクティブな研究を行い、講演をし、コンサルティングも実施している。ワードは、ファミリービジネスコンサルティンググループのトップで共同創業者である。同時に、IMD (ローザンヌ、スイス)、香港科技大学、インド商科大学院、IESE (バルセロナ、スペイン)で定期的に教鞭を執っている。ワードは、ノースウエスタン大学(BA取得)を卒業し、スタンフォード大学ビジネススクールを修了した(MBA, PhD取得)。現在、米国、カナダ、ヨーロッパにおいて4社の取締役を務めている。

■訳者

階戸 照雄(しなと・てるお)
日本大学大学院総合社会情報研究科 研究科長、教授。ファミリービジネス学会常任理事(事務局 )、日本ファミリービジネスアドバイザーズ協会理事、日仏経営学会常任理事、日本国際情報学会理事他。旧・大阪外国語大学(現・大阪大学)(BA)、INSEAD (MBA)、パリ政治学院(CEP)、日本大学博士(国際関係)。米国公認会計士、ガイド資格(英語)、英検1級、CFP、宅地建物取引主任者他。旧・富士銀行(現・みずほ銀行)入行後、朝日大学経営学部(教授)を経て、現在に至る。ファミリービジネスのほか、企業統治(コーポレート・ガバナンス)、社外取締役などの研究を専門とし、わが国の通信制大学院の草分け的存在である日本大学大学院の研究科長を勤める。